第17回「機能和声4〜
ベロベロ音楽理論 第17回 「機能和声・4」
お待たせしました! ちょっぴりお久しぶりの「ベロベロ音楽理論」!
今日も元気にショットから行ってみよー
時間が空いたので、本題に入る前に前回の復習です。
がんばって思い出しましょうね!
Chapter 1…… ダイアトニック統合表
よーく見てくださいね!
一応すべてのものにT・D・SDを割り振ってありますが、
特にVIIの段はとてもあいまいだそう。
一般的には、Dm(ドミナントマイナー)というときは、Vmを指すことが多いそうです。
Chapter 2…… 近親調・遠隔調
ダイアトニックを使って分析をする前に、調整についてさらに勉強します。
4度圏表を思い出してくださいね!
調性間の関係において、構成音が近いものを「近親調」といいます。
近親調には、同主調,平行調,属調,下属調 の4つがあります。
ではいつものように inC で見ていきます。このとき、中心となるCを「主調」といいます。
1 同主調
同じ主音(ルート)を持つ長調・短調の関係。
Cm (Cから見て同主調短調ともいう)
2 平行調
同じ調号を持つ長調・短調の関係
Am
ドレミファソラシド→ラシドレミファソラ と、鍵盤上を平行移動
3 属調
主となる調の属音(完全5度上)を主音とする調
G (4度圏表で左となり)
4 下属調
主となる調の下属音(完全4度上)を主音とする調
F (4度圏表で右となり)
この4つの調は親戚のように近い関係なので「近親調」といい、
それ以外の調の関係を「遠隔調」といいます。
近親調への転調はよりゆるやかな、
遠隔調への転調は劇的な変化を感じさせます。
音の家系図なんだぜっ
Chapter 3…… ダイアトニックを使った実験的作曲
いよいよ「作曲」という言葉に巡り会ってしまいました!!!!
どきどきします……!
これまで勉強したことで、作曲の材料はだいたい揃ってきていますね!
今日はそれらをシンプルに組み合わせて、簡単な曲を実験的につくってみます!
●8小節
●メジャーダイアトニック
●メロディは白鍵のみ つまりinC
●四分音符のみ
●最後はトニックで締める
以上のルールに沿って、
まずはコードをアミダで振っていっちゃいます!
え? Cメジャーのダイアトニックコード、忘れた?
じゃあ復習しましょうね (わたしです ^o^ )
はい、この7つがCメジャーのダイアトニックコードです!
最後はトニックだから、C△7になるわけですね!
どんな曲ができるかな?
Bm7♭5 → Dm7 → C7 → Em7
Bm7♭5 → C7 → F7 → C7
そしてメロディも、適当な数字に置き換えて
ランダムに書いていきます。
ひさしぶりのみやこ先生のピアノです!
音をお届けできないのが悲しいのでぜひ動画でご覧くださいまし。
演奏の様子は後半動画の30分あたりからです♪
これに、II-V-I を入れたりしてちょびっとコードを変えてみますと……
もはや立派な曲です。歌詞がつけば普通にありそうな曲っぽくなっちゃう。
これで今日からあなたも作曲家になれます!ワーイ(ノ゚▽゚)ノ☆
ただし、こんなにシンプルな方法で作曲できてしまうってことは、
それだけパターン化もしやすいということ……。
名曲にある「差」のようなものはなんなんでしょう!
というわけで次回のベロベロ音楽理論、第18回のテーマは☆
初めての ブ・ン・セ・キ♡
☆お楽しみに☆
ハイテンションティーチャーズも……
つづきも急いでupしまーす >_< !!
おまけ☆毎度おなじみになって参りました放課後企画
ミヤコの部屋
今日は「キラキラする女」になる秘訣を
大好きな魚肉ソーセージの魅力とともに語っていただきました。
次回のミヤコ先生のカッコカワイイ宣言はどんなかなっ!?
こちらもお楽しみに♡
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