第5回『譜面は大迷路!?』

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今回は船山先生がまとめを書いてくださいました!!!! 酔ってなければ真人間! でもベロベロが一番!


第五回ベロベロ音楽理論まとめ


「譜面は大迷路??」


下の記号のルールに従って、譜面を読んでいきます。



*リピート記号


同じフレーズを繰り返すとき、その都度譜面を書いているのは大変で、
譜面も長く読みづらくなってしまうので、リピート記号を使って、譜面をシュッ!とさせます


リピートマークで囲まれた部分を繰り返します。
下の譜面を読むと、



「A→B→C→D→A→B→C→D」


となります。



この場合は、


「A→B→C→D→E→D→E」


になります。


*1カッコ、2カッコ


カッコのリピート記号もよく使われます。
繰り返したい最後の小節が違うときに、カッコ1、カッコ2としてカッコの繰り返しになります。



この場合は、


「A→B→C→D→A→B→C→E」


になります。



この場合は、


「A→B→C→D→B→C→E」


になります。



*D.C(ダカーポ)/ Fine(フィーネ) /
D.S(ダルセーニョ) / コーダマーク


D.C.ダ・カーポ)というのも、繰り返し記号のひとつで「曲の先頭に戻りなさい」という意味です。
D.C.まで進んだら曲の頭に戻って、また繰り返し演奏します。
Fine(フィーネ)はここで演奏が終わりという意味です



この場合は、


「A→B→C→D→B→C」


になります。


*コーダマーク(愛の救世主コーダマン)


D.C.やD.S.の繰り返し記号と合わせてよく使われるのがCoda(コーダ)です。
道に迷った私たちを誘導してくれる、愛の救世主コーダマン。
だまってコーダマンについていきます。
しかし、D.CやD.Sを通り過ぎないとコーダマンは意味がないので、
1回目のコーダマンは通り過ぎます。
D.S.でセーショに戻ったあとCodaへ飛びます。



この場合は、


「A→B→C→A→B→D→E」


になります。



この場合は、



「A→B→C→D→E→F→G→H→C→D→E→F→I→J→K→L」


となります。


ということで、このような記号を使って、譜面の迷路を抜け出していきます!!


曲:When you wish upon a star
: TSUNAMI


次回のベロベロは、演奏記号続きです!
ヨロシクお願いします!


感想
人生だって直進ばかりじゃないように、譜面もいつもまっすぐ進むとは限らない。でも曲がりくねった道も地図さえあれば怖くない! リピート、ダ・カーポ、ダルセーニョは譜面という道を進む演奏家を導く地図のようなもの!しっかり抑えて、ずんずん進んでまいりましょう!
さて今回のベロベロ音楽理論も、ヒーロー登場、熱唱あり、そしてお決まりの書き間違いもありで盛りだくさんな内容でした。
酩酊状態で名曲TSUNAMIを熱唱する美也子先生は動画の2:20頃にご覧になれます!
ヴォーカルの音程はむっちゃくちゃでしたが、さすが本職はピアニスト!譜読みは決して間違えない美也子先生、立派です!ヴォーカルはむちゃくちゃでしたが。
さてまだ動画での復習が済んでいない方にクイズです!
Q コーダマークを説明するときに「愛の救世主」と書きたかった美也子先生ですが、いつものように書き間違いをしてしまいます。さて間違って書いた美也子的「愛の救世主」は次のうちどれでしょう。
1 愛の救生者
2 愛の救済主
3 受の平犬

衝撃の解答は、動画で確認してくださいね! ではまた次回!