第1回「ドレミのいろいろ」

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べろべろ第一回は初歩中の初歩! イロハのイ、ABCのAからのスタート!
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chapter 1
•音名 〜「ドレミ」の言い方いろいろ
いちばんよく聞く「ドレミファソラシド」はイタリア語!
同じ音を表すのでも、アルファベットの「ABC」や
日本語の「イロハ」を使う言い方などがあります。
音名の三ヶ国語の対応はこうなります。


イタリア語 → ド レ ミ ファ ソ ラ シ  ド レ ミ ファ ソ ラ シ
□□□英語  → C D E  F  G Α B   C D  E F   G A B 
日本語   → ハ ニ ホ ヘ  ト イ ロ  ハ ニ ホ ヘ  ト イ ロ

ドレミのドから、と言いましたが、
英語と日本語ははじめの文字が「ド」ではないことに注意!
最初にあたる「A」・「イ」は「ラ」の音を表すのですね!!
これはポイントっぽい。ふむふむ。


なじみ深い「ドレミ」ですが、音楽理論や実際の音楽の現場では
アルファベットの音名を使うことが多い。
ベルベットサンでもジャズメンの
「Aください」
「Dからです」
等というやりとりを耳にします。
「ラください」
「レからです」
というのはほとんど言わないよう。
アルファベットの音名をがんばって覚えましょう!!


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chapter 2 
•半音 〜「1オクターブ」の中の12の音


chapter 1 の3種類の音名をピアノの鍵盤で見てみるとこうなります。




ピアノの鍵盤では、白いところを「白鍵」黒いところを「黒鍵」といいます。
C D E F G A B  すべて白鍵です。
これに黒鍵の5つの音を足すと全部で12音。
この12音を1セットとして「オクターブ」といいます。


黒鍵を含めて、1オクターブの中の隣り合った音のことを「半音」といいます。
右となり(高くなる方向)の音を出す指示を「半音上げる」
左となり(低くなる方向)の音を出す指示を「半音下げる」 といいます。
さらに、

「半音上げる」の指示は「シャープ」。記号は「♯」
「半音下げる」の指示は「フラット」。記号は「♭」

黒鍵はアルファベット1文字の音名を持っておらず、C♯、B♭のように示す。


同じ音を表すのに黒鍵だと2通りの言い方があります。
めんどくさいね! 
隣に黒鍵を持たない E と F のあいだ、B と C のあいだを移動することも半音です。
なんでじゃ!
音楽理論の世界では「なんでじゃ!」という疑問は「公理」として片付けちゃいます。
なんて非論理的な理論!
ハイ、次!


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chapter 3
「音の種類や要素」

•音の種類

音には以下の3種類があります。

?純音
?複合音
?噪音

?純音 
… 自然界には存在しない音。音の中の最小単位。物質の素粒子のようなもの。
  時報や聴力検査、機械的な音。

?複合音
… 純音が積み重なってできている音。「楽音」ともいう。
  人声や楽器の音色など、自然界にふつうにある音。高低が感じられる。

?噪音
… 音程を持たない音。
  物がぶつかる音、手を叩く音、ドラムの音など。


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•音の三要素

音には以下の3要素があります。

大きさ・高さ・音色

?大きさ(音量)… 単位はデジベル(dB)同じ音、同じ楽器でも弾き方の強弱で表現できる。 
?高さ (ピッチ) 同じ楽器、同じ弾き方でちがう場所を弾く。 
?音色  同じ大きさ、同じ高さで違う楽器を弾く。単位はなく、豊か、明るい、暗いなど一定の尺度がない。

     
音の大きさ・高さはこんなふうに波形で表されます。


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倍音 


純音以外の音に含まれているとされる音。
ひとつの音に16倍音が含まれているといわれる。
どちらかというと低い音の方が倍音は感じられやすいが、
16音聞き取れるというような人はほとんどいない!
多分いない!
倍音のバランスが良いと、音色が良いとされる。


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べろべろ生徒Aのかんそう
ジャズ主体のライブハウスで働いておりながら、音楽のことはどどどど素人!


そんなわたしのべろべろ初日。片手にビール、twitterのチェック、
そんで時折接客しながら受講という4足のわらじを履きながら、こんなに音楽のことがわかっちゃいました。
これはまるで石川遼クンもびっくり、聞き流すだけのスピードラーニングじゃないですか。
こうなったら、他では一切勉強しないことを約束して、
本当に「べろべろ」だけで作曲・上達できるのか ガチでやってみたいと思います!
セッションとか、見てると本当に楽しそうでやってみたいんですよ。
皆さんも一緒に勉強してセッション参加してみましょう。
今からだって遅くはない!レッツべろべろ!


PS
音楽のことは全くわからなくても、
かっこいい音、という感覚的な受け取り方ってありますよね。
たくさんのライブ見ていて、同じ楽器でもやっぱりかっこいいなと思うプレイ、
感動する音色とかってあるんです。
感覚的にしか捉えることができない、そんな部分が、実は今日勉強した内容と深く関わっているのでは!? 
そんなことも思いました。


PSのPS
ふだん紳士的な太整せんせいですが、意外とSですね。
みやこセンセイはcubesのときのBガールっぷりとうって変わって超萌えでした。ワハーイ!