第19回「初めての分析・後編」
ベロベロ音楽理論 第19回
「初めての ブ・ン・セ・キ ♡後編」
今日は、前回に引き続き、ももいろクローバーz「ミライボウル」を分析していきます♡
ガラリと曲調が変るのがこの歌の特徴。どんな構造になっているのかじっくり分析しちゃいますz!!
テキーラ三杯キメるz!!
たいせい先生もみやこ先生も髪きったー
それでは!
まずはざっと前回の復習をしてみましょう。
曲の大きな構造は3つに分かれるんでしたね!
その3つが、
イントローAー(クリシェ)→ B→ Aー(クリシェ)→ B→ C→ Bーエンディング
こんな風に並んでるんだz!
コードも復習しておきましょう。
たいせい先生がお伊勢参りの思い出を語ってくれてるあいだに、みやこ先生が書きました。
ご神体見ると目から腐ってシヌらしいので気をつけましょうね!
みえないよーという方はコチラ
もしピアノソロで弾いてみたいという方は、下の青字のコードの方がよろしいそうです☆
前回はAパートとBパートを分析しましたので、
今日はCパート以降を詳しく見ていきまーす!
Bパートはラストにも出て来るのでしっかり復習しましょうね。
まず、2回目のBパートが終って、急にトランスっぽくなるところからです。
ラップが終るまでコードはずーっとDmです。
ここからバラードっぽいパート。「♪ねえ、一億何千万〜」
そして先生たち、よもやの大苦戦!
リアルタイムで採譜してもらっていますが、
コードが決まるまで紆余曲折。
動画で見ていただけると、ブンセキの過程がよ〜くわかっちゃうと思いますz!
と、いうのも、打ち込みの音楽の場合、作曲者の方がコードを想定しているのかどうか
微妙なところがあるのです。
メロディとコードの調性が違っていたりなど
面白いつくりになっているのも、採譜しにくくしている要素なんですね。
ぽりとーなるだぜっ! えるしーしーだぜっ!(ベロベロ生徒にはまだわからないんだぜっ)
そして苦心の結果、導きだしたコードはこちらっ! どんっ
単純なフレーズに聞こえるけれど、意外と複雑なつくりです……!
そして、ティンパニのリズムの後、またBパートに戻ります。
Bパートのコード進行に、途中で違うメロディがかぶさってきますね、この辺もおもしろい。
最後のBパート〜エンディング
最後の「恋のミライボウル」の「こいの」の部分がシンコペーションになっています。
さらに最後のGmーC7ーFはII-V-Iになってます。
また急にジャズっぽくなるんだなあ。
これで、ミライボウルの分析完成です!!!
2週に渡りお送りしました「はじめてのブンセキ」いかがでしたか?
実際に曲を聴いてみたり、演奏してみたりしてくださいね☆
ワーイ ももクロ分析できたよーーーー
さーて! 次回のベロベロ音楽理論はっ
第20回……そして一周年記念 です!!!!!!!
スペシャルゲストに、
スガダイロートリオ、ZYCOS などで活躍中、今や日本を代表するジャズドラマー
服部マサツグ氏をお迎えして、
特別リズム講義をお送りします!!!
服部先生は地理にも詳しいから、地理の講義もやっちゃうよ♪ニンニン♪
6月15日、水曜日 20:00 会場でお待ちしております♡
みやこ先生の借テキーラ返済して下さる方も大募集!
早く返済してくれる方が現れないと、みやこ先生が女郎部屋に売られてしまいますゆえ……
一年あっという間に経ちましたけど……
相変わらず漢字には弱いみやこ先生なのでした。「女狼部屋」って……、女豹じゃないんだから……。
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